ハッシュタグ「#救助」の乱用はやめよう!

台風17号による大水害で、懸命の救助活動が続けられていますが、まだまだ多くの方が取り残されているようです。

今回は、そんな中で活用されているTwitterでの救助要請のお話ですが、その前に。

今も救助待っている方、必ず助けに来てくれますから、諦めずに待っていてください!

あなたを助けに向かうのは、救助のスペシャリスト達。
銃弾飛び交う戦場で、墜落したパイロットを助けに行くための訓練を受けている、プロ中のプロですから。

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ハッシュタグ「#救助」の使い方を考えよう

今回のような突発的な自然災害では、110番や119番はまったく繋がらなくなり、通報すらできない。

そんなとき、Twitterを使って救助要請をすることができます。

救助が必要な方は… 1.具体的に状況を説明してツイート(例:場所、氏名、人数、状態、要請内容等) 2.できれば、ハッシュタグ  

でも、僕が見てみたら「#救助」つきのツイートは、救助要請から便利情報、応援メッセージが入り交じり、本当の救助要請を探し出すのが大変でした。

#救助は、助けが必要な人だけに使って欲しい

鬼怒川の堤防が決壊し、夜間にも多くの救助要請が出ていました。

救助要請で「#救助」を使うのはいいんですけど、「SOS信号の出し方」「身体を冷やさないための知恵」といった参考情報や、「諦めないで頑張って!」といった応援メッセージにも「#救助」付きのツイートが多く見られました。

これ、やめませんか?

もちろん、命を守るための情報や、くじけないための応援メッセージは大切なんですが、たとえば「#救助参考」とか「#救助頑張れ」にする。

そうしないと、本当に助けが必要な人のツイートが埋もれてしまい、Twitterを確認しながら救助計画を立てている救助隊の方も混乱してしまいます。

#救助のリツイート拡散は控える

冒頭に紹介した、Twitter公式の救助要請に関するページにも、「むやみにリツイートしない」を明記されています。

救助が必要な方は… 1.具体的に状況を説明してツイート(例:場所、氏名、人数、状態、要請内容等) 2.できれば、ハッシュタグ  

救助が必要な方は…
1.具体的に状況を説明してツイート(例:場所、氏名、人数、状態、要請内容等)
2.できれば、ハッシュタグ #救助 をつける
3.位置情報をつけるとより正確な通報が可能

以下のツイートを参考にしてください。

※救助が完了したら、なるべくツイートを削除してください。

救助要請を見つけた方は…
1.できればTwitterで被災者と連絡をとって状況確認
2.代理で電話で119などに救助要請をする
※むやみにリツイートして拡散せず、119番や地域の対策室などに連絡をしてください。

なぜかというと、同じ内容の救助要請がそこら中から発信され、本当に助けて欲しいのが誰なのか、一手間かけないと分からないから。

そして、救助要請を出した人が無事救助されても、ツイートを削除していないとリツイートも残り続け、過去の災害の救助要請を勘違いしてリツイートしてしまうような人も出てきます。

勘違いリツイートで、実際に救助隊が向かってしまったら、貴重な時間が失われて人命にも関わります。

僕も、いまさっき「碓氷峠で多くのクルマが30時間以上立ち往生」というツイートを一瞬リツイートしてしまいましたが、よく見たら2014年2月のツイートでした。

救助隊がRT数に応じて救助の優先度を変えるはずがありませんし、大量のリツイートがされてしまうと本当に危険な状態にある被災者のツイートを見落としてしまう可能性もありますから、リツイートは控えましょう。

メディアやネット住人のモラルには感心

「どさくさ紛れに、ハッシュタグ付けて自分のメディアに誘導する輩がいるんだろうな…」

なんて思いながら検索をかけてみたんですが、意外や意外、ほとんど見つかりませんでした。

情報発信者として、このハッシュタグの重要性を分かった上での行動だと思いたいですね。

激甚災害に備えて、「#救助」の使い方を意識しよう!

こんな小さなブログで主張しててもそう簡単には変わらないでしょうけど、実際に救助が必要な時だけ「#救助」を付ける、ということが徹底されて欲しいです。

大震災クラスの災害が起きた場合、救助要請の数や現場の混乱は、今回の比ではないはずです。(決して、今回の水害を軽視しているわけではありません、念のため)

そのような時に、少しでも情報の錯綜を減らし、救助隊が効率的に活動できるようになれば助かる命も増やせますから、うまく運用できるようにして欲しいですね!