iOS9の広告ブロック機能で、アドセンス収入4割ダウン!?

いつもどおり、iPhoneを見て凍り付く俺。
Adsenseアプリに表示される「前日比-40%」という文字を前に、思わずiPhoneまで落っことしてダメージ3倍。

iPhone 6S発売&iOS 9登場直後ではまだ大丈夫なものの、そういう日が近々やってくるのか…と思いながあら、せっせとマイナーなASPからの収益を安定させようと奔走するたかっかです。

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ホワイトリストに登録されれば、広告は表示される(10/2追記)

ホワイトリストとは「表示を許可する広告リスト」のことで、これに登録されればブロックされなくなります(ユーザーがホワイトリスト広告の表示も禁止しない限り)。

その方法については、こちらの記事で紹介しています。

9/17のiOS 9の登場、そして9/25のiPhone 6s発売後、ネット業界を震撼させている広告ブロック機能こと「コンテンツブロッカー」...

iOS9の新機能「Content Blocker」が広告ブロック機能に

9月に登場予定と噂されているiPhone 6Sには、iOS9が搭載される予定です。
その新機能のひとつが「Content Blocker」。

ただし、Content Blocker自体は広告ブロック機能ではありません。

これは、ウェブサイトを読み込む前の段階で、「何を読み込み、何を読み込まないか」の選別を可能にするための拡張機能です。

この機能を活用することで、自動的に広告を非表示にする(というか読み込まない)アプリを開発できるという話です。

Apple has not announced ad blocking in iOS 9. It has announced a new method of filtering data that could, with vast amounts of work, be used to build an ad blocking system.

上記の引用元はこちらのサイトで、非常に詳しく書かれていますが…英語です。

Learn Swift coding for iOS with these free tutorials

データ量半減・速度向上・広告非表示。メリットしかない。

とはいえ、広告ブロックアプリが登場するのは時間の問題。

ブロガー目線で言えば、iPhoneからのアドセンス広告収入を激減させる可能性を持っていて、専業ブロガーにとっては死活問題ですし、広告収入により成り立っている多くの無料サービスにとっても存亡の危機となりかねません。

ですが、ユーザーの立場に立てばメリットばかり。

  • 記事の途中に目障りな広告が出てこない
  • 広告分のデータを読み込まないので、通信量も節約
  • 同じ理由で、ページの読込速度も短縮

あっという間に広告ブロックアプリの存在は知れ渡り、iOS9にアップデートしたユーザーの大半が使用することでしょう。

アクセスの過半数はスマホから。収入ダウンは必至

今や、ウェブブラウジングに使われる端末はスマホが過半数を超え、PCと逆転しました。4589b40b9674046e4f434d827cb5dfb4_m

現に、僕が運営する別ブログへのアクセスログを見てみると、使用しているブラウザはSafariが4割弱を占めています。

ということは、Safariにアドセンスが表示されなくなれば…その収入はなくなります。

もしもAdSenseが使えなくなったら、どう稼ぐか?

「アドセンスがダメなら、他のASPの広告を使えばいい」と思った方…たぶんダメです。

僕はエンジニアではないので詳しい仕組みは理解できないのですが、「Cookieを利用して、どこそこのサイトに繋がるような画像は読みこまない」といった設定をするのでしょうから、この対象にA8やバリュコマ、さらにはAmazonや楽天も設定されたら、表示されなくなるはずです。

ネイティブ広告は個人には使いにくい

今回の1件でよく言及されているのが「ネイティブ広告が増える」というもの。

ネイティブ広告とは、「記事の形をした広告」であり、分かりやすいのはFacebookのタイムラインに「広告」として現れる製品紹介です。native-ad

ただ、Facebookが広告主から収入を得て配信することはできても、個人ブロガーにそんな力はありません。

よほど有力なブロガーであれば、広告主から「この内容で記事を書いて下さい」と依頼されて記事を投稿すればネイティブ広告的な存在にはなりますが、ちょっと考えにくいですよね。

アクセス数に応じて単価が決定されて、ネイティブ広告の取り次ぎを行うようなサービスが出てくるかもしれません。

画像やテキストリンクなら大丈夫かも

いくら広告を排除すると言っても、テキストリンクまで排除したらウェブサイトが機能しなくなってしまいますし、参考になる製品レビューサイトにAmazonへのリンクがあったとして、これが非表示になるのはさすがに不便です。

そう考えると、「いかにもな鬱陶しいバナー広告」は使えなくなるでしょうが、紹介記事の中に自然な形でリンクが存在する分には大丈夫なのではないでしょうか。

有用なコンテンツが今まで以上に重要になる

なんだかんだ言っても、「アクセスさえ集めれば稼げる」という時代の終わりが近付いたことは確かです。

自動的に読者の関心に合う広告を表示してもらうことができなくなったら、自分の力で読者に関心を持ってもらうしかありません。

どういうことかというと、「このリンクをクリックすることは、自分にとって本当に価値がある」と思ってもらうために、正確・詳しい・分かりやすい情報を提供すること。

つまり、有用で説得力の高いコンテンツを提供することで、信用を勝ち取る必要があります。

この考え方自体は、Googleの検索順位を決めるアルゴリズムとして一般的に言われているような内容ですから、大きな流れとしては同じ方向に進んでいるとも言えますね。

どう出る、Google?

とはいえ、収入の90%以上が広告収入だと言われているGoogleが黙っているはずがありません。

「広告を多くの人の目に触れさせることで、広告主から収入を得る」という仕組み自体は無くなりませんから、何かまたビックリするような新サービスで対応してくることでしょう。

あとは、それが個人ブロガーであっても恩恵にあずかることができることを祈るばかりです(笑)