「ジョージア=東欧=スマホとか遅れてる」…な~んてついつい思いがちですが、実は便利なスマホアプリが勢揃い。
日本はもともと便利なのでアプリなしでも充分便利ですが、海外ではアプリを使うとめちゃくちゃラクになることが多々あります。
長期滞在や移住する人はもちろんのこと、数日の滞在しかしない旅行者にとっても便利なアプリがたくさんあるので、ジョージア移住者の目線から、僕が実際によく使っているアプリを紹介します!
Google翻訳:おなじみの翻訳アプリ
言わずと知れた、翻訳アプリ。
- 事前にデータをダウンロードしておけばオフラインで使用可能
- カメラ翻訳に対応(一部言語のみ)←ぴこぴこ文字入力の必要なし
- 世界中の言語に対応
カメラ翻訳はジョージア語非対応ですが、お店に並んでいるロシア語表記の商品を確認するのに役立ちます。
ただし、注意点が2つ。
- 日本語の精度がイマイチ
多少英語が分かるなら、ジョージア語→英語の方が分かりやすいことも - ジョージア語は、カメラ翻訳・音声入力とも非対応
言いたいことを伝えることはできても、相手の言ってることを翻訳したいときは、ジョージア語のキーボードを使うか手書き入力してもらうしかない。
Windy:天気予報
天気予報アプリはたくさんある中、Windyをオススメする理由は2つ。
- アプリは無料なのに、商用の天気予報データを使っているので精度が高い
- 世界中の雨雲レーダーを一元的に見られる
Maps.me:オフライン地図
事前にその地域の地図データをダウンロードしておけば、電波がなくても地図が見られる!
基本的にはGoogleマップの方が便利だとは思いますが、スマホの電波状況が悪いときや、地下鉄車内で地図を確認したいときに威力を発揮。
路線図を表示できる地域では、Googleマップより使いやすいこともあります。
Bolt:タクシー配車
アプリでタクシーを呼べば、車内で一切会話する必要がないので超便利!
相場よりも少し割高にはなりますが、そもそも観光客はふっかけられるので、アプリの方が安上がりといわれています。
- スマホ上で出発地・目的地を設定
- カードを登録しておけば、料金も自動で支払い
- Boltの運転手は、Yandexや一般タクシーよりも英語力が若干高め
招待コード:RFTR5
これをPromo Codeとして入力すると、5ラリ分が割引になります。
Yandex Taxi
ジョージアでサービスを展開しているもうひとつのタクシー配車アプリがYandex。
現地の人に聞いてもBoltがベターと言われますが、予備の手段として入れておいてもいいでしょう。
招待コード:ahiwjgo8
これをPromo Codeとして入力すると、3ラリ分が割引になります。
My Magti:スマホ料金プラン設定
ジョージアには複数の携帯電話会社がありますが、最大手で「ジョージアのドコモ」と言えるのがMagti。
ジョージアでは契約時に料金プランは設定するものの、それが自動継続されるわけではありません。
毎月、アプリ上で翌月分の支払をしたり、プラン変更を行います。
アプリ上で自動更新の設定もできるので、ジョージアのSIMを購入したらアプリも入れておきましょう。
他の会社を利用する方はそれぞれのアプリを
Magti以外にも、GeocellやBeelineといった携帯電話会社があるので、各社が提供するアプリを使いましょう。
Glovo:出前&デリバリー
要するに「UBER Eats」のジョージア版。
日本よりも食事の選択肢が少なく、場所によっては全然レストランがないようなエリアもあるジョージア。
でも、トビリシならデリバリーが充実しているので、食事に飽きてきたときにはデリバリーアプリが便利です。
ジョージア料理やピザはもちろん、中華・タイ・ちょっとヘンな寿司など揃ってますし、買い物代行サービスとして使うこともできます。
招待コード:MTCTG1L
これを入れて会員登録すると、配達料金が2回無料になります(22ラリ≒800円以上のオーダー時)
Wolt
もうひとつの大手デリバリーアプリがWolt。
店舗数はGlovoより多いのですが、配達時間がGlovoより遅いことが多いので、僕はもっぱらGlovoを使ってます。
招待コード:AVSEN
これを入れて会員登録すると、初回注文が3ラリ割引になります。
Airbnb:民泊
日本ではいろいろ問題視されている民泊ですが、ジョージアやヨーロッパ各国では当たり前に利用されています。
僕はドミトリーや共用トイレなどが苦手なので、旅行ではホテルを予約することが多いですが、ヨーロッパ主要国ではシングルでも1泊1万円近くすることもザラ。
でも、Airbnbならアパートの一室まるごと貸切(バス&トイレも自分専用)の物件を選んでも5000円ぐらいで借りられることが多いので、かなりおトクです。
以下のリンクから会員登録すると、初回宿泊が2000円以上割引になります。
Bank of Georgia:オンライン銀行
ジョージアで最大手の銀行がBank of Georgia。
短期の旅行では使わないでしょうが、外国人でもわずか2日で口座を開設でき、ジョージアラリだけでなくドルやユーロでも預金できるので、長期滞在なら口座を作っておくと何かとラクです。
スマホアプリがなかなか優秀で、キャッシュカード(デビットカード機能が付帯)で支払をすると、食費・交通費など支出をジャンル別に仕分けしてくれて、勝手に家計簿ができあがっています(利用店名から推測している模様)。
また、Bank of Georgiaへの送金も手数料無料で行えるので、ワリカンの支払などにも便利です。
大半の店舗でApple Pay利用可能
Bank of GeorgiaのカードをiPhoneやApple WatchのApple Payに登録しておけば、わざわざ財布からカードを出さなくてもタッチ決済可能。
ジョージアにあるカード決済端末はほとんどがタッチ対応なので、Apple Payだけで大半の支払を済ませることができます。
他の銀行を利用する方はそれぞれのアプリを
TBC Bank、Liberty Bankなど、ジョージアには他の銀行も多数あるので、そちらを利用される方は各銀行のアプリを使ってください。
Wizz Air:LCC公式アプリ
ジョージア起点で安上がりなヨーロッパ旅行をするときにお世話になる、LCCのWizz Air。
残念ながらジョージアのクタイシ空港は電子チケットは非対応ですが、それでも予約から搭乗までスマホで完結するので、入れておくと便利です。
まとめ
翻訳や天気予報のようなイメージしやすいアプリから、携帯電話会社や銀行のモバイルバンキングアプリまで、ジョージアで便利なアプリを紹介してきました。
日本と違って「◯◯Pay」とかポイントカード系のアプリはほとんどないので、ここに挙げたものの他はブラウザ・SNS・LINEぐらいしか使わないでしょう。
ジョージアに来られる際は、スマホのホーム画面にフォルダかページを1つ増やして、これらのアプリを入れておくと便利ですよ。