夢のヨーロッパ移住を(ほぼ)実現して2ヶ月。なぜ敢えてジョージア移住なのか、その理由を解説。

ジョージア
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ジョージアに移住して、気付いたらあっという間に2ヶ月。

この手のブロガーとしては、「ジョージア移住をオススメする◯◯の理由」的な記事がお約束なんですが、それを書かないまま落ち着いてしまいました(笑)

ただ、僕が目標にしていたのはジョージア移住ではなく、ヨーロッパ移住。

ふわっと「ヨーロッパに住みたい」という思いは昔からありましたが、真剣に考え始めたのは2019年の3月。僕が行きたい場所はドイツやイギリスが中心だったので、そこから近い&日本人のビザ要件が緩いオランダを最初は狙っていました

詳しくはこの記事に書いています:

"旅行するよりコスパがいい"という発想から生まれた、ヨーロッパ移住構想
好きなことで生きてみたら、やりたいことが見つからなくなったw YouTuberになって3年、ブロガー時代も含めると約4年半、ありがたいことに趣味のクルマネタによる情報発信でそこそこのお金を稼げるようになりました。 クルマを走らせ...

ということで、ここでは「なぜオランダではなくジョージアなのか」、「なぜジョージア移住=(ほぼ)ヨーロッパ移住なのか」ということを中心に説明します。

よくある「ジョージアのいいところ」、そしてあまり書かれない悪い部分は、こちらの記事に書いているので、よかったらどうぞ。

ジョージア移住のメリット&デメリット ~トビリシ滞在50日で感じたリアル~
この数ヶ月、旅人やノマドワーカーの移住先として話題になっているジョージア。 その勢いは、駐日ジョージア大使が旅人インフルエンサーのツイートを拡散するほどです。 最近、日本人の間でジョージア🇬🇪の住...

あなたのヨーロッパ移住の目的は?

僕の目的と、手段としてのジョージア

僕の目的は、「クルマ&ミリタリー趣味の聖地である、ドイツ・イギリスを巡りたい」です。

その手段としてのヨーロッパ移住。つまり、近くに移住することで、金銭的・時間的な負担を下げる。

なので、ドイツ・イギリスに近く、日本人のビザ要件が緩くて移住しやすいオランダを、当初は狙いました。

でも、もっとハードルが下がるジョージアという国があったから、ジョージアに移住した、というわけです。

この記事を読むべき人は?

僕と同じように、「ヨーロッパで◯◯するのが目的で、手段としてヨーロッパを拠点にする」という人にはジョージアをオススメします。

非日常を求めて、とりあえず日本から飛び出すことが目的の人にもオススメ。

でも、「パリジェンヌになりたい!」とか「金融の中心、ロンドンで働きたい」など、「そこに住むこと自体が目的」という人は、ジョージアでは成立しません。

ヨーロッパ移住先としてジョージアを選んだ理由

ジョージアのいいところは旅人インフルエンサー達が語り尽くしているので、あまり深くは語りません。

ここではヨーロッパ(特にドイツ・イギリス・フランスあたり)移住を狙っている人が、敢えて4000km離れたジョージアをチョイスするメリットを説明します。

物価が安い→生活費以上のインパクト

ジョージアのメリットとして真っ先に挙げられるのが、物価の安さ。

その気になれば月5万円で生活できますから、有名インフルエンサーじゃなくてもリモートワークで食っていけるというのは大きなメリットです。

でも、それだけではありません。

移住時期を早められる

先に書いたとおり、僕はオランダ移住を考えていました。

日本人のフリーランスがオランダ移住をスムーズに進めるためには、初期費用として150万円(航空券や引越し費用含む)ほど必要とされています。

一方、ジョージアの場合はそれが約30万円(うち20万円は航空券&引越し)から実現できちゃいます。その差額、実に120万円。

僕は2019年3月にオランダ移住を真剣に考え始め、初期費用を貯める時間を考慮すると、移住は早くても2020年1月かな…と思ってました。

でも、実際には2019年9月にジョージア移住を実現!

当然、物価の安いジョージアですから、日本から出るのが早ければ早いほど、なぜかお金が貯まる…というのも大きなメリットです。(リモートワーク等の収入源がある場合)。

ヨーロッパ主要国に住むより、ヨーロッパを楽しめる

西ヨーロッパから4000kmも離れているジョージア、これではヨーロッパ移住したことにならない…と考える方も多いでしょう。

たしかに、地理的にはその通りです。ただし、ここでも生活費の差が響いてきます。

僕が当初の目標にしていたオランダの物価は、日本と同等かそれ以上。特に家賃が非常に高く、月25万ぐらいは稼がないと遊ぶ余裕までは持てません。

つまり、「オランダ移住したはいいけど、その日暮らしで精一杯→ヨーロッパで遊ぶ余裕がない」という状況になりかねない。

その点、ジョージアの生活費は月5~10万あれば充分で、オランダとの差額は月15万。

生活費が浮いた分を使ってヨーロッパ旅行した方が、結果的にオランダに住むよりもヨーロッパを堪能できることになります。

西ヨーロッパへのアクセスが、まぁまぁいい

ジョージアの各空港からヨーロッパ各国への直行便フライトは約3~4時間。

そして、トビリシを起点にすると、トビリシ空港までは30分~1時間、LCCの拠点であるクタイシ空港までは4~5時間。

チケット代はトビリシ発だと往復4~5万円、クタイシ発のLCCなら往復5000円~、という感じです。

空港での待ち時間や乗り継ぎを考慮すると、トビリシ発で半日、クタイシ発だとほぼ1日かけて移動することになるので、正直「ヨーロッパがすぐそこ!」とまでは言えません。

ただ、物価の安さで浮いたお金があれば、現地で1泊多く泊まることに回したりできますから、微妙なアクセスの悪さはカバーできるといえます。

ビザ無しで1年滞在可能&出国のたびにカウントリセット

日本を含む90カ国以上に対して、ビザを取得せずとも1年間の滞在を認めているジョージア。

しかも、一度出国すればカウントがリセットされて、再入国からまた1年間滞在可能=実質ビザ無しで移住可能(この制度が続く限り)。

オランダの場合、ビザ無しで滞在できるのは直近半年間の中で最大90日間ですから、移住するにはビザ取得が必須。

日本人に対しては要件が緩いとはいえ、審査はありますし、ビザ申請関連の手数料だけで約20万円、保証金として約60万円必要なので、コスト面の負担も大きいです。

ジョージアの場合、正規のビザを取得するにしても手数料は数万円、保証金も約20万円ですから、断然ハードルが低いです。

治安・食事・親切さ…などなど

日本とほぼ同等といえる治安の良さ、西欧メシマズ国と比べたらはるかに美味しい食事、訪問者を大切にする国民性なども、ジョージアの大きな魅力。

これらはよく語られていることですし、紛れもない事実ですが、その実情についてはこちらの記事で書いてます。

ジョージア移住のメリット&デメリット ~トビリシ滞在50日で感じたリアル~
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まとめ

「ヨーロッパで◯◯する」ための手段としてのジョージア。拠点としてのジョージア。

毎日ヨーロッパのお目当ての国にいる必要はなくて、「毎月ヨーロッパ旅行ぐらいが夢」という人には超オススメです。

僕自身、普段はジョージアのゲストハウスで、日本にいたときと同じように動画を作り、ブログを書き、おいしいもの食べに行き、アニメを見て、たまにドライブに行くという、日本と同じような生活。

でも日本と違うのは、2ヶ月おきにヨーロッパ旅行をしていること。

2019年9月に移住してから、10月にドイツ、12月にハンガリー&オーストリア、2月にオランダ&イギリス(記事執筆時点では予定ですが、航空券は予約済)。

オランダ移住にこだわっていたら、この時期はまだ日本にいたことでしょう。

これがジョージア移住の魅力なので、ヨーロッパ移住を考えている人はぜひ検討してみてください!

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